うめぼしの種
ヲタクの生態、日常のこと、色々。 現在デュラララ(シズイザ)、進撃の巨人(エレリ)にハマリ中。MOEの続く限りゴニョゴニョと。 BLにご理解ない方はお戻り下さいませ。
カレンダー
03
2025/04
05
S
M
T
W
T
F
S
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
リンク
管理画面
新しい記事を書く
デュラnavi
ポプルス様
超お世話になってるきりさきさんのお宅
激しく応援
激しく応援
カテゴリー
未選択 ( 4 )
日常 ( 21 )
off ( 37 )
デュラ(イザ受)小説 ( 16 )
APH(西受)小話 ( 0 )
フリーエリア
デュラララ!!シズイザ、APH親分受中心ブログサイトです。 同人サイト様に限りリンクフリーです。貼るも剥がすもご自由にどうぞ。
最新コメント
最新記事
はじめに
(12/31)
参加予定
(02/13)
イベント参加のお知らせ
(08/12)
お礼+今後の予定
(06/01)
お礼
(01/20)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
ume
性別:
非公開
趣味:
オタク的な何か
自己紹介:
好:シズイザ、親分、甘いもの、寝る
嫌:生魚
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
2038 年 12 月 ( 1 )
2020 年 02 月 ( 1 )
2013 年 08 月 ( 1 )
2013 年 06 月 ( 1 )
2013 年 01 月 ( 2 )
最古記事
テスト
(07/05)
うぉい!!
(07/27)
誰得?
(08/07)
原稿
(08/12)
久々の
(08/29)
カウンター
アクセス解析
2025
04,21
03:22
[PR]
CATEGORY[]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2012
06,01
22:27
発掘
CATEGORY[デュラ(イザ受)小説]
携帯のメモがいっぱいになってたから、なんぞ?と思ったら、
ネタでいっぱいになってました。
私のケータイはネタ帳か。
眠っていたネタの救済です。
シズちゃんは酒癖が悪い。
だから俺はシズちゃんのスケジュールを常にチェックして飲み会のある日は池袋に行かないようにしている。
仕事帰りの付き合い程度なら良いんだけど、深酒をすると手が付けられなくなる。ホント、質悪い。
そんなシズちゃんは、今夜飲み会のはずだ。だから池袋には行かない。
でも、池袋に近付かないと決めた日に限ってクライアントは待ち合わせ場所に池袋を指定してくる。
どんな嫌がらせだ。
俺は実にさりげなく、相手の会社に近いビジネス街や他のターミナル駅を挙げたけど、出先から向かうから池袋が都合が良いと言われれば引くしかない。
電話口の表面上は快諾して、心の中ではしかめっ面。間の悪い奴と八つ当たりしたのは言うまでもない。
さっさと仕事を片付けて退散する心積もりのときほど邪魔が入る。悪意のない邪魔が。
良い仕事が出来ました、ありがとう。これからお食事でもいかがですか、なんて珍しく下心のない(下心のる奴は大抵分かる)笑顔で、純粋にまだ若造の俺に美味しいものをご馳走しようって言う誘いを無碍に出来なくてひょこひょこ付いて来てしまったのが運の尽き。
結局、深夜近くまで池袋に滞在することになった。
久しぶりの、正真正銘、表向きの本業の仕事だったし、今後のことを考えると今日のクライアントとは仲良くしておいた方が得策と思ったんだ。
無事顔は繋げたけど、余計な顔とも会ってしまった。
酔っていてもシズちゃんの嗅覚は衰えないらしい。
頭の回転も反応も鈍くなってるんだから、嗅覚も鈍くなれよ。どうなってるんだよ、君の体は。
タクシーを捕まえて早くこの場から去ろうと思ったときには、首筋って言うか、襟足が逆立つ感じかして、ああ、見つかっちゃったって悟った。
「こんな時間に何してんだ、いーざーやーくんよぉー」
間延びした声が怖い。完全に酔ってる。酔っ払いの絡みだ。
「やぁ、シズちゃん。今から帰ろうと思ってたところさ。そんなわけだから、俺はこれで」
片手をシュパッと挙げた俺にシズちゃんは眉を顰める。
「あー?黙って返すわけねーだろーが」
ほら、始まった。酒乱め。
「でも、帰るから」
宣言して俺は走り出す。そうすると条件反射みたいにシズちゃんも追いかけてくる。
しこたま飲んでるだろうに、普段とほとんどスピードは変わらない。千鳥足とかないんだろうか。
・・・・・・千鳥足の池袋最強。うける。
とか言ってる場合じゃないよね。有刺鉄線の巻き付いたフェンスを越えて向こうへ行こうとしたコートの裾をシズちゃんに捕まれた。
そのままフェンスから引きずり下ろされる。
あー、やばい。捕まった。まずいなー。
「てめぇ、何逃げてんだよ。また何か企んでんのか。だから逃げたのかよ、ノミ蟲くんよぉ」
「はぁ?言いがかりは止めて下さいー。離してよ。酔っ払いの相手はごめんだよ」
シズちゃんはぶすくれた顔で暫く俺を見ていたけど、おもむろに俺の腰に両手を掛ける。ちょうど胴回りを測る感じで。で、そのままひょいって俺の体を持ち上げると、米俵みたいに肩に担いだ。
「ちょ、ちょっと!離せって!」
シズちゃんの背中を拳で殴るけど、痛くも痒くもないみたい。ナイフの刺さらない体じゃ、俺の素手の攻撃なんて蚊に刺された程度しか感じてないんだろう。証拠に鼻歌なんか歌ってやがる。ちくしょう、腹立つな。
シズちゃんの家に拉致られる間、俺はずっと攻撃し続けた。
だって、到着したらシズちゃんの攻撃が始まるのは経験上知ってるし。
家に着いたら案の定、シズちゃんの反撃が始まる。
ベッドを背もたれにして、フローリングに尻を下ろすと、その膝の上に俺を乗せる。
初めは二人で前を向くような形。で、シズちゃんは俺の髪に鼻先を埋めたり、肩にぐりぐり額を押しつけたり、腰は両手でがっちりホールドしたまま一頻りした後、今度はやっぱり膝の上で横抱きに抱え直す。
これが酔ったシズちゃんの攻撃。
これをされる度に、俺はどうして良いか分からなくなる。
あのさ、俺、人形とかじゃないんだけど、って言う俺の非難は華麗にスルーされて、今度はこめかみやほっぺにキス。
「シズちゃん、くすぐったい」
止めて下さいって意味を込めて低い声で言っても無駄。
「ん~」
聞いてんのか、この野郎って思う生返事が返ってくるだけ。
で、最後に向かい合う形に落ち着いて、シズちゃんは俺の顔中にキスの雨を降らす。その頃になると、腰に回った手も不埒な動きを始めて、背骨を一つ一つ確かめるように背中を撫でる。
「シズちゃん。するんならちゃんとして」
そう言うと、俺の体は数秒前まで背もたれだったはずのベッドに乗せられて二人分の重さに軋むスプリングの音を聞くことになる。
シズちゃんの首に腕を回しながら俺はいつも思うんだ。
こんな攻撃されるなら、まだ殴る蹴るの暴行を受けた方がマシだって。
だって、素面じゃ絶対しないことだし、人って酔うと本性が出るって言うから。シズちゃんは人じゃないけど、化け物にも共通思考ってことで。
つまり、これがシズちゃんの本心。シズちゃんの好きなカクテルみたいに甘い、本心。
ね?酒癖悪いって思うだろ?
PR
コメント[0]
<<
夏コミ落選
|
HOME
|
お礼
>>
コメント
コメント投稿
NAME:
MAIL:
URL:
COLOR:
Black
LimeGreen
SeaGreen
Teal
FireBrick
Tomato
IndianRed
BurlyWood
SlateGray
DarkSlateBlue
LightPink
DeepPink
DarkOrange
Gold
DimGray
Silver
SUBJECT:
COMMENT:
PASS:
<<
夏コミ落選
|
HOME
|
お礼
>>
忍者ブログ
[PR]