うめぼしの種
ヲタクの生態、日常のこと、色々。 現在デュラララ(シズイザ)、進撃の巨人(エレリ)にハマリ中。MOEの続く限りゴニョゴニョと。 BLにご理解ない方はお戻り下さいませ。
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2011
01,28
23:29
シズ誕ss⑥
CATEGORY[デュラ(イザ受)小説]
最近ポチポチ拍手して下さる方がいらっしゃって、こんなに嬉しい事はありません。
ふおぉぉー神がおる!!
本当に有難いことです。ぺこり
今日はやけにメールが来る。
幽から日付が変わると同時にバースデーメールが届いた。
寝る暇もないくらい忙しいのにマメなヤツだ。
その後も新羅やセルティ、門田から祝いのメールが届いた。
あいつら良く人の誕生日覚えてるよな。
普通に嬉しかった。
意外だったのは門田と良くいる連中からも来た事だ。
メアド教えた覚えねぇんだけどな・・・
内容も萌えがどうとかで良く分からないものだったが、おめでとうと書いてあったから祝いのメールには違いない。
夕方になるとトムさんがそろそろ行くかと露西亜寿司の方を指差す。
ヴァローナは「他店を選択すべきです」なんてゴネてたが最終的には嫌々ながらも頷いた。
店が見えて来た時、携帯が鳴った。メールの着信音だ。
二人に断って見ると折原姉妹からだ。
やっぱり祝いの言葉が綴られている。
折原と言う文字を見て急に臨也が気になった。
アイツは今日も来てるのか?
誰もいない部屋で飯を作ってるのか?
いや、アイツの事だ。飽きちゃったと言って来てないかもしれない。
きっと来てない。
それでも一度気になると落ち着かない。
「すんません。俺、用事出来たんで帰ります」
トムさんが驚いた顔をした。俺が手にした携帯を見るとニヤリと笑う。
「何だ、静雄。彼女からか?彼女いんなら言えよな~」
「そんなんじゃないっす」
マジで。
トムさんはそんな事でからかわねぇよなんて笑っているが、本当に違う。
「先輩の彼女、閲覧希望です」
閲覧って違くねぇか?
「ヴァローナ、そりゃダメだ。人の恋路を邪魔するヤツは馬に蹴られて死ねってな」
「人の恋愛を邪魔する者は無粋の極み。往来を歩いていると人にも馬にも蹴られると言う意味です。この街に馬はいません。代わりに漆黒ライダーに轢かれるのでしょうか」
トムさんはヴァローナの相手をしつつ、手を振って俺に行けと合図をした。
頭を下げ、家へ急ぐ。
マンションを見上げると窓から明かりが漏れていた。
臨也のヤツ、来てんのか。
まさか、お袋とか言うオチじゃねぇよな。
階段を駆け上がる。
鍵を開けると、玄関からキッチンが見える。そこに立っているのは臨也だ。
本人がいるのは初めて見たな。
臨也は背を向けているため、俺に気付いていない。
部屋中に甘い匂いが漂っている。
ここ数日嗅いでいる匂いだ。
その時、臨也が振り返った。
俺を見て固まる。
手には苺と生クリームでデコレーションされたケーキを持って固まる。
「何でいるの?」
たっぷり固まった後、開口一番それか。っつーかここは俺の家だ。
「今日はトムさん達と露西亜寿司じゃないの!?」
何でテメェが知ってるんだ。情報屋っつても何でも知りすぎだろ。
臨也はケーキをテーブルに置き、コートを掴む。
俺の前に立つと、手を出す。
「はい、鍵返す」
鍵を渡せと言った時と同じだ。違うのはその手に既に鍵が握られている事だけ。
「やるよ」
「は?」
「だから、やるよ。持ってる方が勝手に入れて便利だろ」
「いや、ちょっと待ってよ。もうシズちゃん家に来る予定ないんだけど」
うるせぇな。貰っとけよ。欲しかったから返せって言っても返さなかったんだろ。
「良いからそのケーキ食おうぜ。俺の為に作ったんだろ」
「違うよ!俺が食べたかったから作ったんだ。シズちゃん自惚れすぎ」
人ん家で誰が自分が食うためにケーキなんて作るんだよ。
取り合えず、帰ろうとするその体を腕の中に収めて甘く染み付いたバニラの香りを胸いっぱいに吸い込んだ。
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