2024 11,28 23:46 |
|
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
|
2010 10,07 21:32 |
|
10月10日発行の小説本(シズイザ)、サンプル上げときます。
温いですが、一応R-18なので、18歳未満のお嬢様、お坊ちゃま方はお手に取ることが出来ません。 ご了承下さい。 ってか新刊もなにも、初めての本なんだから新刊しかないじゃん。 あ、限定6冊(少なっ)でペラい小冊子(4P位?)お付けします。 勿論、小冊子のみ貰いに来て下さっても嬉しいです。 そして、更に二人には誰にも言えない秘密があった。
二人には体の関係がある。
しかし、恋人ではない。お互いに確認したことも、好きと告げあったこともない。そもそも二人の間に好意と呼べるものが介在するかも不明だ。
むしろ学生時代から変わらず、嫌い、殺すと言い合い、やはり学生時代から変わらず、その辺にある重量物を投げたり、ナイフを振りかざすと言う殺し合い並みの喧嘩を日夜行っている。いい大人になっても続いている辺り質が悪い。
それでも体を繋げることは止めなかった。
初めて関係を持ったのは高校3年の秋の終わりだった。
静雄は今でもたまに、どう言った経緯があったか、臨也とどんなやり取りをしたのか、思い出そうとするのだが、その辺の記憶がすっぽり抜け落ちている。最中の記憶も必死だったせいもあってか曖昧だ。
ただ、終わった後、組み敷かれた臨也は両腕で顔を覆い、表情を決して見せなかったのだけは覚えている。
その姿を見て、
(あぁ、俺はコイツを無理矢理犯したんだ)
と理解したのと同時に罪悪感を感じた。
それは静雄が始めて臨也に対して感じた罪悪感だった。
不思議なことに、その後も関係は続き、その罪悪感を引き摺ったまま今に至っている。PR |
|
コメント |
コメント投稿 |
|
trackback |
トラックバックURL |
忍者ブログ [PR] |